笑えば治る!
人は笑えば治る!師匠はよく言っていた。
実際に、笑いで治った人を何人も見てきている。
石川で高校の先生をしているうつ病の方が熱海に来て、ここはこんなに明るくて、気持ちのいい場所ですねーと、
感動していた。石川は曇りばっかりで憂鬱になります。眉間にシワを寄せながら難しそうな顔をしてそう言っては、ここはいいですねーと何回も言っていた。
一週間の基礎研修が終わって、師匠が食事など当然指導したが、それよりも、一番に指導したのは、笑うことだった。
1日一回、落語か漫才を見ること。
これを毎日やった様で、次の月にあった時は、別人になっていた。
笑顔!難しい顔が一切無かった。
人ってこんなに変われるんだと直に感じたのを今でも覚えている。
毎日、志ん生を聴き、漫才は、ツービートより、やすきよが好きだと言っていた。
癌も治っている。
その人は、食事がもう玄米クリームしか入らず、手当ても体力が無いため、1日2回が限度だった。
しかし、師匠の話を毎日聞いて笑っていた。
すると、3日目から、玄米クリームをおかわりする様になり、5日目には、普通に歩ける様になり、7日目には、言葉がはっきり喋れるように
なって、帰って行った。
手当ても、4日目から、1日4回できる様になり、5日目の歩ける前に、宿便が出て、そして、歩ける様になった。
その人も難しい顔をしていた。眉間にシワを寄せ、なーんにも面白くない!と来た時は言っていた。
ごはんも美味しくない、付き添いの人にもこいつ扱いで俺様は病人だ!という感じで、看病されてることが当たり前。
癌になる人の典型である。
しかし、師匠の話に感動し、笑い、涙し、生きるということがどういうことなのか、どんどん感じてきたみたいで、
帰る日は、本当に全て感謝なんですね。ありがとうございます!なんですね。と何回も言って帰って行った。
師匠の弟子たちが死ぬ気で実践していることがある。
それは、
人は悩むため苦労する為に生まれて来たのではなく、この世に遊びに来たのだと知りました。
それ故、仕事の中に遊びを見つけることが大切であるとしりました。
今日1日、私は遊んで、遊んで、遊び抜くことを誓います!
という言葉がある。
これを死ぬ気で実践している。
遊びは真剣にやらないと面白くない。
真剣だから楽しくて、笑顔になる。
そして、遊びには余裕がある。
余裕が無くなる人ほど真面目である。
しかし、余裕がないと物事は上手く運ばない。
余裕がある人はどこか、格好がいい。
師匠も余裕綽々な人だった。
余裕がある人には、風流を感じる。
風流人生!
うちの師匠牧内泰道の座右の銘である。
そして、毎日繰り返し、繰り返し、文章に言葉に出して言っていたことが、
今日も楽しくやろう!である。
常に、今、今、今しかない!
これが牧内泰道である!
では、皆様ご唱和下さい。
今日も楽しくやろう!
ありががとうございます。
以上が、道場長がどんだけ師匠が好きか。というブログでした!
ありがとうございます。